耐熱性無機接着剤 (アロンセラミック®)

Aook 2011-08-04

 

耐熱性無機接着剤 (アロンセラミック®)

 

アロンセラミックは一液加熱硬化型の耐熱性無機接着剤・充填剤です。
アルミナなどの耐火性セラミックスと無機ポリマーを主成分とするため、耐熱性が優れています。
特徴

優れた耐熱性 アロンセラミックは1,100~1,200℃の高温に耐える硬化物を形成します。
高い接着強度 金属・セラミックスに対して、高温下でも高い接着強度を示します。
 


使用方法例

 

一般物性

アロンセラミックE、D、Cは線膨張率が異なります。
接着しようとする材料の線膨張率に近いグレードを選んでください!
グレード アロンセラミックE アロンセラミックD アロンセラミックC
 液物性  外 観 白色ペースト(一液) 白色ペースト(一液) 白色ペースト(-液)
 主成分 ジルコニア・シリカ アルミナ シリカ
 粘度
 (mPa・s,20℃) 50,000 50,000 70,000
 硬化物  線膨張率(/℃)
 0~600℃平均 4×10-6 8×10-6 13×10-6
 線膨張率 小 中 大
 適用材質 コーディエライト、
耐熱ガラスなど アルミナ、ルチルセラミックス、
ステアタイトなど 炭素鋼、ステンレスなど
 容  量 150g、1kg

 


 

異種材質の嵌合耐熱接着強さ

 被着体
(ピン)    (カラー) 常態接着強さ(N/mm2) 300℃熱老化性(N/mm2) 熱老化後の強度保持率(%)
 炭素鋼 - 炭素鋼 51 48 93
 炭素鋼 - SUS304 57 41 72
グレード /アロンセラミックD 、加熱条件/ 300℃×1時間加熱後、常温にて測定

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